石灰岩の峰々を縫う峠道はカオバンの魅力のひとつです。ハンドルを握る前に、有効な免許、適切な運転技術、安全への意識の3つを準備しましょう。
運転免許:必須です
- ベトナム人の場合:125cc以下のバイクはA1免許、125cc超はA免許が必要です(2024年道路交通秩序・安全法)。
- 外国人旅行者の場合:1968年ウィーン条約の締約国が発行した国際運転免許証(IDP)を、有効な自国の免許証と一緒に携帯してください。ベトナムは2014年に同条約に加盟しました。
- 1949年ジュネーブ条約に基づく国際運転免許証(例:米国やカナダ発行のもの)はベトナムでは無効です。ネットで販売されている「国際免許証」も無効です。
- 免許は運転する車種に対応している必要があります。バイクを運転するには二輪の区分が必要です。パスポートは常に携帯しましょう。
ヒント: 有効な免許なしで運転すると罰金や車両の一時押収の対象となり、多くの旅行保険では事故の際に補償が受けられません。出発前に保険の約款を確認しましょう。
例外のない3つのルール
- 飲酒運転は厳禁:ベトナムの法律では、血液や呼気に少しでもアルコールが含まれていれば運転できません。一杯でもだめです。
- 運転者も同乗者も、ヘルメットをあご紐までしっかり締めて着用しましょう。
- 右側通行を守り、制限速度と標識に従い、定員を超えて人を乗せないでください。
峠道の運転テクニック
- まず省中心部の平坦な道でバイクに慣れましょう。坂道でマニュアルバイクを運転したことがなければ、カオバンで初挑戦するのはやめましょう。
- 長い下り坂ではギアを落とし、前後輪で優しく均等にブレーキをかけ、かけっぱなしにしないこと。
- 見通しの悪いカーブでは減速し、右側に寄ってクラクションを鳴らしましょう。大回りしてくるトラックやバスに注意。
- 村の道では砂利、泥、家畜、子どもに気をつけましょう。
- 写真撮影のために停車するのは、路肩が広く見通しの良い場所だけにし、峠の途中では停めないでください。マフック峠には、まだ整備された展望用の駐車スペースがありません。
- 運転は1日2~3時間までにし、1~2時間ごとに休憩を取り、暗くなってからは運転しないこと。
天候と準備
- 雨季は6月から9月。路面が滑りやすく、大雨の後は土砂崩れの恐れがあります。天気予報を確認し、大雨や濃霧の日は峠越えを延期しましょう。
- 早朝と夜は15~16°Cまで下がることがあります。ピアオアックは12月から3月まで霧が多く、霜が降りることも。防寒着、雨具、手袋を用意しましょう。
- ガソリンスタンドが少ないので、出発前に満タンにしておきましょう。
- レンタル時は、ブレーキ、タイヤ、ライト、クラクションを点検し、車両の状態を写真に撮り、基準に適合したヘルメットを受け取りましょう。
- ルートを宿のホストや家族に伝え、緊急番号を登録しておきましょう:113(警察)、114(消防・救助)、115(救急)。
免許がない、または山道に慣れていない場合は?
それでもカオバンを存分に楽しめます。経験豊富な地元ドライバー(イージーライダー)のバイクに同乗する、運転手付きの車を借りる、省内バスを利用する、または認可を受けた旅行会社のツアーに参加しましょう。より安全で、村をよく知るガイドも得られます。
出典:2024年道路交通秩序・安全法(2025年1月1日施行)、1968年ウィーン条約に関するダイビエウニャンザン紙(2024年2月17日)、Vietcetera(2026年6月28日)、VnExpressカオバン旅行ガイド(2026年1月5日更新)、サイゴンザイフォン紙(2024年2月3日)。
ノンヌオック・カオバン・ジオパーク管理局、ベトナム公式観光ポータル、報道をもとに作成。2026年10月更新。時間や規則は変わることがあるので、出発前に確認してください。














